インフルエンザ流行に思うこと。

世の中、無責任なマスコミ報道と現場を知らない厚労省の役人の情報に振り回されてますね。医学の進歩で抗インフルエンザ薬や、迅速検査の出現で、更に現場は混乱していますよ。

何から書こうか?

たくさん言いたいことがありますけどね。

釣りに行かないのは釣れないからよりも、身体冷やして感染して仕事できなくなるのが嫌なのです。代わりいないし、借金だらけだから(笑)

医者辞めたら、冬でも行きますけど高齢化して免疫落ちるジレンマがありますけど。

まず保温。身体冷やすと免疫力が落ちるのです。冬は冬眠する恒温動物が多いのは納得できます。

ちょっと風邪気味で、喉が痛いけど体育で汗かいたら治ってた経験あるでしょ。代謝上げて体温上げれば免疫が上がるのも頷けます。

冬は鍋が良いのは先人の知恵ですね。野菜でビタミンC補える。あとは、タンパク質もね。

漢方薬の麻黄には代謝上げて体温上げる作用があり、インフルエンザウイルスの失活させる。これも先人の知恵ですね。解熱剤は熱下げて、ウイルスの活性上げるから、理屈では好ましくない。インフルエンザ脳症の引き金になる解熱剤が多い。安全性が高いのはアセトアミノフェンだけど、ぼくは使わない。

保湿も大切。

ウイルス侵入は粘膜です。粘膜乾いたら傷付きやすいですよね。口の中乾いていて煎餅食べたら出血します。つまり粘膜はショックアブソーバーの役割があるんです。傷口からウイルスが入りやすくなる。

粘液は多糖体(ムチンなど)から構成されてます。粘りのある食品も有効です。

もちろん、加湿で感染も防げる。

となれば、鍋も良いし入浴をゆっくりすることは代謝上げて、粘膜を潤す。日常的な表現で説明すればこんな感じ。

老化も疲れも免疫力ダウン。老化は不可避ですけど、悪いことばかりじゃない。それは感染を何度かした獲得免疫ってのがある。それが防御する。子供は感染してない分、獲得免疫が無いので弱い。子供は風の子って?冷やすなよ

老化しても体力次第なんですね。基礎疾患あれば弱くなることは自明。

ぼくが前から拘ったこと。ちょっと医者らしく。

(1)マスクで感染予防の誤解。

保湿するには効果があるけど、ウイルスはマスクの繊維なんか通り抜けます。過信しないこと。感染してる人はマスクすべき。

(2)速やかに医療機関への誤解。

現場知ってる者は困ってしまう。

検査は12〜24時間は感染しても陰性です。

実は、免疫ある人程検出まで時間が掛かるような印象。待機して、余程の症状ない限り待機すべきです。判定ができないし、無駄な労力と保険を使う。陰性なら、また行くことになり現場はインフルエンザだらけ。普通の風邪ならば受診して、インフルエンザもらうことになる。

(3)ワクチンは効果ない?

これは偉い先生じゃないので断言はしませんが、集団免疫の理論があります。ワクチンをして症状が少ないか、感染有病期間を短くすれば、ネズミ算式に感染が増える枝が止まる。ネズミ算式には増えない。

毎年受ける方が獲得免疫の記憶を引き出す可能性があるような気がします。接種時期色言うけど、色言う方、その年の流行期を予測できるんですね。早く打つと春に効かないとかってどうよ?獲得免疫を呼び覚ますなら時期を拘る必要があるの?

(4)インフルエンザAとBは症状が違う?

違えば症状でAか、Bか、わかるでしょ。

Bは熱がないとか下痢だとか言うから、普通の軽い風邪や、ノロウイルスの人までインフルエンザ検査希望してくる。現場混乱するんですよ。

(5)鼻から吸う生のインフルエンザワクチンが効果あるの嘘。

一時期、吸入生ワクチンが効くとか言って逆輸入してやっている医院がありましたね。値段も高かったと思います。

最近聞きますか?

アメリカでもエビデンスが出て、吸入ワクチンの有効率数、現在の皮下に打つワクチン有効率40。これもマスコミ発表されてないような。

やっていた医療機関が困るから?

など、気がついたこと羅列しましたが、自分は研究者ではないので、信じる信じないはご自身の責任でお願いします。

あとは、思い付くままに書きます。稚拙な文章で申し訳ございません。文才がないので(TT)

インフルエンザ脳症

これはアジアでしか報告がないようです。

脳にウイルスが入るのではなく。脳の血管透過性の上昇で脳が浮腫むのです。

意識がおかしくなり、致命的な病態。

抗インフルエンザでは治りません。脳圧を下げる治療が必要。

もう予防が一番です。脳症診断した時は大変でした。

ブタインフルエンザと言われたH1N1

数年前に新型と騒がれ大変でした。

自分も感染すると覚悟していたけど、感染しない。新型なのに?

実は昭和40年代に流行したAソ連型とウイルスと表面抗原が同じ。遺伝子形式は違うので新型ではあるが、昔の獲得免疫のある人は感染しにくかった。当時40歳以上の感染が少ないと現場では感じていた。それがわかっていたら、あんなにパニックにならなかったはず。

季節型と新型のワクチンの二本を打ったけど、あの時も新型ワクチンなくて世の中はパニック。

空港で水際作戦とか言うサーモセンサーってどうなのよ。あのH1N1で騒がれたけど。

熱が出ない場合だってあるのにね。

SARS

インフルエンザの話題ではないが、新型インフルエンザと思われる患者が中国で流行と言うニュースが飛び込んで来た。抗インフルエンザ薬は無効だと(ロ)

ハクビシンが持つ新型コロナウイルスが原因。

ハクビシン生食が原因だとか。この時もパニック。日本人の感染はなかったと記憶する。接触感染が主体だから、握手の習慣がない日本人は感染しなかった。マスクが有効だったのは、ウイルスに汚染された指が口の近くに行かなかったからだったと記憶する。

このように新型感染症が拡大するとパニックになる。普通のインフルエンザが流行しても、この状態だし。正確な情報と行動マニュアルを早期に作り発表しなければ、混乱を招く。

もう一回言っておきたいこと。それは、昔はインフルエンザの薬も検査もなかった。

現場も、ここまでの混乱もなかった。

インフルエンザは自然治癒することも確か。

それは体力と予防次第で運命が決まる。

人類は生き残っているじゃないか。

今季は間に合わなかったが、シオノギ富士フィルム(富山化学)からアビガン?って新しい抗インフルエンザ薬が出る予定。

喜ばしいことだけど、市販は待って欲しい気持ちもある。こんなに抗インフルエンザ薬があるから、耐性インフルエンザの時に有効な切り札も作っておかないといけないのでは?開発して市販しければ、メーカーも開発費用をペイできなくて大損害だから、市販化は必至でしょうけどね。

リレンザタミフル、イナビル、ラピアクタ(注射)、そして第5番目にアビガン。

実に医学の進歩は凄い。でも、現場は騒然。

まとまりのない文章ですいません。

レセプトの合間で、ちょっと思うこと多くて書かせていただきました。